幼児からの中学受験準備日記

女児4歳男児2歳のWM。難関中学受験を見据えた日々を記録します。

資生堂ショック

私、Twitterもやっていて、同じ月齢くらいのお子さんを持つママさん達を沢山フォローしているので、会ったことはないけど毎日どう過ごしてるか分かるママさんが沢山いる笑


これは、本当に良かったと思っていて、育休期間の孤独になりがちな時期とか、色々な意見参考にできて客観的な視線持てたし、先に仕事復帰したママさん参考に下準備できたり、旦那や義実家の愚痴言ったり、、、妙な連帯感を持つことができて、すっごくストレス解消になってる。

私の趣味を聞かれたら、今は間違いなく子供の知育とTwitter


そこで、もっぱらの話題は資生堂ショック!私は直接みてないんだけど、NHKで特集されたらしい。要は、今まで育休長期間取れたり時短を率先して導入し、育児女性に優しい制度で知られた資生堂だけど、夕方の繁忙期に帰る時短社員に、繁忙期ばかり割り当てられるそれ以外の社員の不満爆発、これからは制度に甘えずノルマも同じように課す、というもの。

問題は、報道のされ方。

NHKは、この報道を、「好意的に」受け止めた。つまり、確かに時短社員は甘えてる!他にしわ寄せいくのは可哀想!時短社員ももっと働け!と。そして実家や旦那の援助を経て夕方や土日も出勤、これで私もキャリアアップできて嬉しい!というケースのVTR。


私は資生堂ではないけれど笑、今の状況にとても似ているので色々考えさせられた。


まずは、NHKが報道したという点。

今、政府は三世代同居推進してるからね。実家や旦那の援助をしてもらって女性働くってね。まさしくドンピシャよね。

もちろん、それができる方はどんどんやればいいと思う。素晴らしいこと。


問題は、それが出来ない人達なのよね。

大体、なぜ女性ばかりが時短する?甘えというなら、女性に家事育児を任せることを当然とし、そのお陰でガッツリ毎日残業ができる男性、ひいては企業の方が女性に甘えてるだろう。

ウチの会社でも、旦那さんにもっと任せられないの?フルタイムに戻せたら、がんがん出世コース歩ませてあげられるよ、勿体無いよ!とか言われるんだけど、ウチの会社の男性社員で、子供の迎えのために定時で帰ってる人いる?子供の風邪で突然休む人いる?いないよね?って話。

ちなみにウチの会社、一応名の知れた大企業で、ダイバーシティ推進とか声高に叫び、世間ではそういう意味で進んでる働きやすい企業、みたいなイメージある。それでも内情はこんなもん。

明日の経営にも不透明な中小企業が対応できるわけないよな。


今回の資生堂の問題は、売上減の理由を実質時短社員のせいにしてるところも好感持てない。経営層は時短社員VSそれ以外の社員みたいな構図に仕立て上げてるけど、要は会社側が人員配置考慮できてなかったり、考えれば容易に予想できたこの事態に対して、うまい経営戦略を打ててなかったってことよね。


とにかく、今回のこの報道を受けて、時短女性社員の是非、みたいなものは盛んに議論されるけど、男性社員の育児参加を促すとか、人がいないなら思い切って営業時間削減するとかさ、それ以外の改善策については全く俎上にも上がらないことに違和感を覚えた。

こんなんじゃ少子化止まらんよね。ほんとに。


今回は育児とは関係なくてすみません。

ちょうど私のキャリアアップに関する上司面談の時期とも重なり、思いを書いておきたいというのもあり。

私は元々、あまり出世欲はないので、このまましばらく時短しますと言い放ちました。なんなら私は育児も好きだし知育だって旦那には不安で任せてられないので、もし実家や旦那の援助が受けられたとしても、それらを利用してまで仕事で上に行きたいとは思わないのでね。


色々な思いの人がいるわけで、皆がそれぞれ、希望通りになればいいのにねぇ。